♪もう幾つ寝るとお正月♪ 幼い頃ラジオから流れてくるこの歌を聴きながら指折り数えたものである。 しかし最近この曲を聴くことは稀である。その大きな理由の一つは年々盛大になってきた クリスマスの影響であろうと私は思っている。 １２月に入るとテレビも…

あだ名名人 ○田鍋 お前をこれからは『鍋』と呼ぶけどいいだろ ◎何で『田』を抜かすんだよ ○だって同じクラスに、字は違うけどタナベが二人もいると困るんだよ お前を呼んでるのにもう一人の田辺が振り返るし、お前らだって困ってるんだろ？ ◎確かにそうだけ…

白髪の王子様の好奇心 ２０話達成 晴耕雨読という言葉が有りますが、晴れても田畑を持って無いので耕さず 雨が降っても本を読むのは稀で、昼間からお酒を飲んではウイ〜〜と犬の 遠吠えのようなうめき声をあげております。 もちろん今でも週に５日は真面目に…

ぶりっこ男 男と女の話は尽きないが、今日は男と女の漢字の成り立ちについて、どうしても 納得ができないし不思議とさえ思える現実を前にして、皆様と一緒に考えてみたいのです。 女という字を含んだ漢字を書けと言われれば、中学生でもちょっと考えれば１０…

まぼろしの焼き芋屋さん 流しの焼き芋屋さんは冬の下町の風物詩である。 ところが、この頃毎年話題になるのが『幻の焼き芋屋さん』である。 『石や〜〜き芋のほやほや〜〜〜』、のんびりした音声にほくそ笑みながら ドアを開けてキョロキョロ見渡しても姿が…

当たり前に感謝 医院の待合室で久し振りにピカソの人物画を見た。 こんな顔に生まれないで良かったと今は無き両親に感謝した。 目、鼻、口、耳が喧嘩したのか『互いにあっち向いてホイ』なのである。 何故だか『目糞 鼻糞を笑う』という格言を思い出した。 …

青空に 柿色の柿 鮮やかに 葉が落ちて鮮やかな柿色の柿が目に飛び込んで来る季節である。 こんな時思わず口ずさむ句は『柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺』である。 私は一茶が詠んだものかと思っていたら正岡子規であった。子規さん 御免なさい。 好物の柿を丸…

神様・ 仏様・ 田中様 シーズン２４勝０敗の楽天田中が日本シリーズの第２戦に登板、毎回の１２三振を奪い 対戦成績を１勝１敗とした。楽天にとっては正に『神様・仏様・田中様』である。 この言葉は御存じのように１９５８年、西鉄と巨人の日本シリーズで３…

ちんどん屋さん ちんどん屋さんは子供が目の前で聞ける唯一のオーケストラであった。 クラリネットの侘しい音色とチンドンの賑やかな音の調和はブラックコーヒーとケーキセットの如く 何時味わっても心が躍る絶妙のハーモニーである。 下町の商店街に新しい…

台風と冒険 嵐、烈風、豪雨、暴風雨、疾風迅雷、疾風怒濤等自然の猛威を表現する言葉は色々有るが 台風はそれらを全部引き連れてやって来る巨大なモンスターである。 台風２６号が千葉県沖をかすめただけで我が町川越は夕焼け空の今も強風が窓をガタガタ と…

秋は色々 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、行楽の秋等々人はやたらと秋は行動的である。 しかし自分に当てはめてみると何ら他の月と変わらない。しいて挙げれば快眠の秋である。 全然行動的ではないがクーラーに弱い私にとっては、もがくような…

好奇心は賑やかに 幼い子供の好奇心は成長期の純粋な疑問から生まれる。 目をくりくりさせて、たわいない質問をする姿は可愛いがちょっとうるさい。 我々老人の好奇心はうるさくはないが可愛くもない。 疑問な点は黙々と辞書を調べ、運よく疑問が晴れても声…

一羽二羽三羽 キリンや象さんの絵が描かれた黄色いバスが走り去り、２組のヤンママと幼い園児が それぞれ手を繋ぎ歩いて来る。雀の学校ぐらいのプチ公園の隅に咲いている可憐な花 に赤トンボが羽を休めている。微かな気配を感じて横を見ると、ちょっと尾の長…

さんま苦いかしょっぱいか 今年もさんまのシーズンがやって来た。 今では冷凍技術が進んで一年中食べられるがやはり旬のさんまは格別である。 女房に言わせると旬のさんまは肌の艶が違う、焼く時のジューという音が違う、 脂のしたたりが違う、ただよう香り…

宇宙規模の話題 飲み会での話題はサラリーマンであれば仕事や仕事仲間の話が殆んどで、リタイア組の 話題はあっちが痛いこっちが痛いとの病の話と孫の話が中心となるらしい。そこで仕事 の話は禁止とか病気や孫の話は禁止等と条件付きの飲み会も最近は多くな…

エッチの語源 結論から先に言えば『変態』をローマ字書きにすれば『hentai』でありその 頭文字がHであることからエッチと呼ぶように成ったらしい。 つまりエッチは変態から生まれた可愛いらしい子供なのである。 子供が親から言われなくても隠れて勉強するの…

ほうれん荘 １５年程前営業で訪れたアパートの入口に『ほうれん荘』と書かれた看板 を見付けて嬉しくなったことを思い出す。 今日通り掛かった新しいアパート名が何語でどんな意味なのかもさっぱり 分からないカタカナだったからかも知れない。業者は気取っ…

知ってるつもり 暑さの頭に糞を付けたくなるような暑くて熱い日が続いているのに暦の上ではもう 立秋である。暦と体感との違いは知ってるつもりなのに一言文句を言いたくなる。 冷静に考えれば昼が一番長く太陽が真上から照りつける夏至は６月２１日頃であっ…

逆さま美人 『美人屁もすりゃ糞もする』 よく男が使う言葉である。これは顔だけでは人間の価値は判断できないし皆同等だという 意味を含んでいると思われるが冷静に考えればブスも同じように屁もすりゃ糞もするから それなら美人の方が良いに決まっている。 …

自販機からのエール １０年程前、営業活動にて渇いた喉を潤すために道端の自販機を利用することにした。 『ガタン』と缶コーヒーが落ちる音がしたのでいつものようにしゃがんで取ろうとした時 『有難うございました 午後も頑張りましょう』と爽やかな声が響…

七夕に思う 今日は七夕である。 天体の恋に思いをよせるスケールの大きなお祭りなのに私達の年代では子供の頃に 七夕を祝った記憶が無いためか今一盛り上がらないのである。 戦後間もない時代、私は幼稚園や保育園が有ったことさえ知らないし小学校で七夕に …

ムカデの足 百足と書いてムカデと読む 本当に１００本の足が有るのだろうか？ どうやら種類によって違うらしいが何と日本だけでも１００種類以上のムカデが うじゃうじゃいるとのこと、知らない方が幸せだったような気もする。 私が興味をもったのはムカデが…

きつつきはなぜ脳震とうを起こさないのか きつつきは頭の重さを利用してくちばしを大木に激突させ幹の中に潜む幼虫を探し出して食べるらしい。 森林に響き渡るけたたましい音から想像するに人間であれば大木に１００連発の頭突きをするようなものである。 そ…

白髪の王子様の会話日記は１２０話有ります。 ここは１２０話からの入口ですが何処から見てもおもしろさは同じです。 どうぞにこやかな一時をお過ごし下さい。

ペット天国シリーズも今回の２０話をもって完了です 毎回恥の上塗りを重ねた結果今では恥が特技と成りつつあります パソコン初心者にとって恐ろしい事は今迄出来ていたことが突然フリーズしてしまう事です 正に今 イラストをコピーしてピクチャーに貼り付け…

オタク ◎田代 お前の尊敬する人は誰だ？ ○おい滝澤 田代と呼び捨てにするなよ 俺のが先輩じゃないか ◎あれっ そうだっけ？ ○俺の頭を見れば分かるだろ 頭を ◎成程 そう言われれば私よりかなりたそがれてますね ○なにが成程だよ お前は逢った時から宇宙人だっ…

ペットショップ ○ねえ お父さんあの犬５０万円だって すご〜〜 ◎お母さんちょっとこっちに来てよ あの猫１２０万円だって たか〜〜 ●あなた やっぱりペットショップは止めて土手で拾いましょうよ ◇手頃な値段で我が家に合いそうなペットはいないかな〜 ●だっ…

おねだり ◎ジージ うさぎさん買って ○うさぎさんって あの耳の長いうさぎさんのことかい？ ◎うん パパやママに頼んでも駄目なの ○パパもママも駄目だと言ってるならジージが買ってあげても飼うことできないよ良太 ◎だからジージの家で飼ってほしいの そした…

女心をペットでくすぐる ◎ママ 僕これから旅に出かけるよ ○えっ 旅って浩志どこに行くつもりなんだよ ◎ポンタを連れて公園まで ○驚かさないでよ それは旅じゃなくて単なる散歩じゃないの ◎俊雄おじさんが男は家の中より旅に出なきゃ駄目だって 旅に出ると素…

生まれ年 ○お父さん 僕は猿年らしいけど何で人間なのに猿年だとか羊年とか動物の呼び方するの？ ◎それだけ人間と動物は助け合って生きて来たからじゃないかな ○ふ〜〜ん？ ◎昔 中国の学者が暦 つまりカレンダーを作った時に十二の動物を年月日や時刻や方位に…