白髪の王子様の好奇心 20 ぶりっこ男

ぶりっこ男
男と女の話は尽きないが、今日は男と女の漢字の成り立ちについて、どうしても
納得ができないし不思議とさえ思える現実を前にして、皆様と一緒に考えてみたいのです。
女という字を含んだ漢字を書けと言われれば、中学生でもちょっと考えれば10位の漢字
は思い出せるに違いない。ところが次に男という字を含んだ漢字を書けと言われたら
あなたは、どの位の漢字が書けるでしょうか? 
男なら辞書を調べてでもいいですから3字以上の漢字を見付けていただきたい。
女偏とか女の部首を調べると約180位の漢字がずらりと並んでいる。ところが男は
田と力との合わせ字から成り立っており、男偏が無いのである。
魚偏や骨偏、更にはもっと複雑な鼻偏まで有るのに何故男偏はないのでしょうか?
寂しくて涙がこぼれてしまい、机の上はびしょびしょです。けしてよだれではありません。
男という字が田と力から出来ていることから、漢字を考えた民族は農耕民族と思われる。
若しモンゴルのような遊牧民族が漢字を考えたとしたら、男偏の漢字が数多く生み出された
ような気がするのです。残念
苗字と名前を意味する姓名という字も女偏である。代々男の家名が受け継がれるのに何で
男ではなく、女という字がでしゃばって居座ってしまったのだろうか?
そんなに昔の男は影が薄かったのだろうか? クエスチョンだらけである。
若しかしたら当時の中国では血筋は女性の系統で受け継がれたのかもしれない。
男も所詮女から生まれたにせよ、デモをしてでも、もう少し男の字を増やしてもらいたかった。
漢字は我が国独自でこしらえた国字を含めて漢字とよんでいる。
それなのに聖徳太子は何故十七条憲法と一緒に男偏の国字をつくらなかったのだろうか?      それが聖徳太子の唯一の汚点かもしれない。
好き嫌いもおんな偏である。喜怒哀楽を現わす嬉しいとか怒りも女という
字に占領されている。
昔の男は好き嫌いも言わず、喜怒哀楽の感情も表に出さず、鉄仮面の様にただ黙って黙々と     田畑を耕していたのだろうか? ウ・ウ・ウ・ウ・ 可哀そう
時代は変わり、ちまたでは男のエステが流行っているらしい。
顔だけではなく全身美容は当たり前、更に爪にワックスのようなものを塗ってピカピカに磨いて喜んでいる。
そしてそして驚いたことに最近では付けまつ毛まで流行りだしたと聞く。
このままだと電車の中で化粧する男がそろそろ出てきそうで怖い。
やっぱり今も男の陰は薄いのである。トホホ
追い討ちをかけるようにラジオから、最近ブリッコ男子が多くなったとのメール
を読み上げていた。ホエ〜〜〜〜〜
次の東京オリンピック迄は長生きしようと思っていた気力がガクンと落ちてしまった。
せめて、あと2週間ちょっとに迫ったお正月を迎えるまでは頑張って生きたいと思います。