きつつきはなぜ脳震とうを起こさないのか
きつつきは頭の重さを利用してくちばしを大木に激突させ幹の中に潜む幼虫を探し出して食べるらしい。
森林に響き渡るけたたましい音から想像するに人間であれば大木に１００連発の頭突きをするようなものである。
そんなことをすれば頭突きの得意なレスラーでも脳震とうを起こして泡を吹いて倒れてしまうであろう。
その点きつつきには感心するが尊敬はできない。もっと別な方向で頭を使ってほしいのである。
同じ鳥でも小枝を穴に差し込み幼虫を捕まえる頭の良い鳥も居るのである。人間でも頭で釘を打って自慢する人も
いるが頭をハンマーとして使うのではなく中身を使ってほしい。
スカンクにガスの製造方法を学ぶのも良い、幼虫のいそうな穴に向かってブ〜〜とガスを吹き込めば幼虫は目を
白黒させて穴から顔を出すに違いない。
好奇心に留まらず真剣にきつつきの老後を心配する今日この頃である。
