頑張れニッポン
冬のオリンピックに合わせるかの様に朝から純白の雪景色となっております。
オリンピックは古代ギリシャの都市オリンピアが発祥の地であることは誰でも
知っていることですが、第1回大会が紀元前776年だそうで、その頃の日本
は古墳時代の更に前の弥生時代と知ると思わずトホホと頭が下がります。
そんな古代オリンピックは男だけの競技で女性は見ることも出来なかったそう
です。それもその筈、競技者の全員がスッポンポンで戦ったそうです。
若しかしたら『風もないのに、ぶ〜ら ぶら』という歌はオリンピックから生ま
れたのかも知れませんね。
日本が初めて参加したのが1912年のストックホルム大会で、その出場選手の
選考会の参加資格は『16歳以上の学生で紳士たるに恥じざる者』だったそうです。
当時の私がスポーツ万能であっても『ぶ〜ら ぶら』なんて言ってるようじゃ紳士
規定に反するため除外されたことでしょう。
ラジオで初めて実況中継されたオリンピックがあの『前畑ガンバレ、前畑ガンバレ』
のベルリン大会です。この時優勝した前畑選手には幾つかの逸話があります。
その一つは優勝を逃して銀メダルに終わった選手が、自分が負けたことがどうしても
信じられないのでもう一度勝負させてくれと依頼され、2人だけで深夜こっそり競泳
して再び前畑選手が勝ったときに初めてにっこり笑って『あなたは間違いなく世界一
です』と祝福してくれたそうです。アスリートの女の戦いも熾烈なんですね、だから
奥様と喧嘩する時はバンジージャンプをするぐらいの勇気が必要なんです。
この前畑選手もオリンピックに向かう船の上で、若しこの大会でメダルを取ることが
出来なかったら帰りの船から海に身を投げるつもりだったそうです。
それを聞くとマスコミがメダルメダルと騒ぐのもどうかと思いますよね。頑張れニッ
ポン位でいいと私は思います。
パラリンピックは1960年脊髄損傷者だけが参加して行われましたが、近年は肢体
不自由、視覚障害者など多くの方が参加出来るようになりました。
どちらも人間の限界に挑戦する姿は我々に勇気と感動を与えてくれます。
そのソチのオリンピックは今日開幕です。スポーツ大好き人間の私はこのブログの終わりに掲載した写真の様にCDを
五輪にしたてて壁に飾りました。
CDは7色に輝きオリンピック気分を盛り上げてくれます。特に盤面が黒いCD程鮮やか
で思わず声を上げてしまう程です。『秀樹還暦』よりも感激すること請け合いです。
まだ3時だというのにもう熱燗を飲んで納戸兼書斎でシュプレヒコールを上げており
ます。
頑張れニッポン 頑張れニッポン うい〜〜〜〜