白髪の王子様の好奇心 46 定年退職

定年退職
とうとう、と言うべきか、ようやく、と言うべきか定年のカウントダウンが始まりました。
70歳が定年のパートですが、『ご苦労さん』と二度目の肩を叩かれたようで一抹の寂しさは有ります。
今は週休2日の休みが楽しみですが、定年後はこの休みという言葉も定年となり、暇に変身します。
慌ただしい時の流れからもリタイアして、右足の爪を切りながら、左足は明日のためにとっておこうという優雅な生活が待っています。
心配なことは『亭主元気で留守がいい』という全国主婦連合のキャッチフレーズに逆らうことです。妻がストレスで10円ハゲにならないか気掛かりなのです。
『洗濯機 一人で回る パパパンツ』こんな川柳を聞いて他人事のように笑っていられた時代も終わろうとしています。いつの日か風呂から上がったら足元に見慣れないパンツが置いてあり、『ジジパンツ 使い捨てだよ 紙パンツ』のメモが添えてあったらどうしよう。
そうなったら、もうパンツを履くのは止めて、ズボンの股のところにティッシュでも張り付けようかと今から対策に余念がありません。
脱線した話を元に戻します。
仕事の最終日にはチーム内での送別会が予定されています。
私は勤続2年にも満たないパートなのに、社員が率先して送別会のお膳立てをしてくれています。嬉しいことです。
仕事仲間が揃っての最後の飲み会となりそうですが、楽しくて陽気な送別会に成りそうです。
しかし、仲間の皆んながあまりにも嬉しそうにしていたら、これもちょっと問題ですね、一応送別会ですから顎をはずさない程度に笑ってほしいと思っています。
さてさて、どんな送別会になるのか好奇心の虫がうずいてきましたよ。