会話ドラマ第2弾 俺の彼女は宇宙人後記

会話ドラマ第2弾 『俺の彼女は宇宙人』後記
『天真爛漫』私の好きな言葉であります。広辞苑によりますと偽り飾らず心に思うままが言動にあらわれることと書かれております。子供なら無邪気な振る舞いとして微笑ましく感じるこの言葉も二十歳を過ぎると思慮が足りないとか我儘だとか宇宙人等と陰口を言われるのが大人の世界であります。悲しいことですね。ドラマの主人公である愛はまさしくこの天真爛漫な宇宙人であります。周りからは宇宙人と陰口言われてもかえってそれを利用して明るくたくましく表裏のない言動で社内からも得意先からも厚い信頼を得ていきます。
そんな愛の恋も一途で一点の曇りもありません。
作者でありながらそんな愛から愛された野々宮主任を羨ましく時には口惜しく思い『おい野々宮 お前は幸せ者だぜ』と言ってお尻を蹴飛ばしたくなるのであります。